2014/06/02

ゲームマーケット2014春に参加してきました

こんにちは。
2014年、6月1日に開催されたゲームマーケットに行って来ました。今年のメインは床ウリとBGGの中の人の買い物を手伝うことでした。


 なんだかわかりませんが、今回からゲームマーケットのキャラクターのようなものがデザインされたようです。会場では見かけなかったような気がするので、どこまで本気かはわかりません。


天気は快晴。この日は朝から1000人以上の人が待機列を作ったらしく、外に並んだ人達は大変だったようです。会場周辺にはカタログを買い取ったり安く売ったりする「ダフ屋」的な人達も居たようです。今後、問題になっていきそうな気がします。

COQは欲しいものの予約はしていたし、電車の椅子取りゲームのような争いが苦手なので10時半くらいを狙ってトボトボと行きました。1000人以上並んでいる激戦区から早い者勝ちのものを手に入れるなんて箸よりも重いものを持った事の無い僕には無理です。床ウリの荷物は前々日にゆうパックで搬入済みでしたし、出店者として事前に入れるのも1人でしたので、そちらは手を挙げた勇者におまかせ。



で、開場。毎年の風物詩である待機列運営への文句のようなツイートはみかけなかったので、今回はスムーズに運営されたのでしょうかね。で、今回は西4という広い会場でした。天井も高く、空調もそれなりに効いていて、最後まで不快指数は低かったように思います。以前のゲームマーケットと比べると凄く女性かったような気もします。フリー卓が復活しており、買ったゲームを直ぐに遊べる状態になっていたのは良かったですね。

どうやら謎解きイベントのようなものも行われていたらしく、途中通路がかなり混雑する時期もありました。最終的には6500人くらい来場したようですので、大きい開場とはいえかなりの混雑でしたね。


近年、カナイ製作所の活躍などで日本の同人ゲームに対する海外からの感心が増しており、今回のゲームマーケットではあのボードゲームギークの中の人ことEric Martin自ら(恐らく翻訳サイトを利用して)ツイッターで買い物の協力者を募るという面白い事がありました。折角なのでゲーム仲間の常勝タムラさんと一緒に彼に協力してあげることにし、メールベースでオススメのゲームを伝えたりしてエリックが欲しいというゲームを日本から送ってあげることになりました。

様々な出店ブースの関係者やエリックと面識のあるお店の方などの協力を得て、なんとか20数個のゲームを集めることに成功し、これからそれぞれのゲームに各デザイナーさんへの連絡先をつけて米国に送るつもりです(関係してくださった皆さんありがとうございました)。


余談ですが、エリックマーチンというのは有名なロックボーカル(Mr. Big)に同姓同名の人が居るので、混乱を招きましたw そもそも、最初はTBGLのことも伏せてお願いをして廻っていたお陰で、「エリックマーチン氏から頼まれまして…」というお願いをしてもただの怪しい人でしたね。

ボードゲームの世界交流の一旦を手助けできたことで、日本の義務教育(英語)も捨てたものじゃないと思いました。


その後暫くは自分が予約したゲームの引き取りに開場を周回。どこも長い列ができていました。ゲームは殆ど予約して手に入れたのですが、当日分の用意が豊富なところは少なかったようで、列の中でも予約していない人が断られるケースを多々目撃しました。事前準備超大事です。規模が大きくなり、人が沢山集まる様になって大分楽しみ方も変わってきましたね。


会場内で「カジノロワイヤル」のオビー湾ダフるさんと「ジョーコデルモンド」のあきおさんに合流し、しばしゲーム集めをした後に昼食。安定のアルコール接種です。

ゲームマーケットとは関係ないマリオカート8の対戦レギュレーションの話でハンドルを発注することになったり、あきおさんのエロいトークを堪能したりしました。


その後、床ウリの時間も終了。結局最後まで勇者ヒガ氏が店番をやってくれました。3度目ですが、結構売れるものです。お陰で今日の買い物の分は完全に浮きました(その前に売った商品を定価で買っているわけですが)。


その後はちょっと場所を移して購入したゲームを遊びました。

<シンデレラが多過ぎる>
カードをプレイすることでシンデレラを特定する条件を厳しくしていき、最後に手札に遺っているカードからシンデレラを輩出することを目的とするゲーム。ゲーム中、各自が一度だけ条件提示を否定できるトークンの使いどころが肝。去年の「メイクルール」というゲームをもっとシステマチックにしたようなゲームです。条件提示と手札に残るカードの厳しさが薄いので、それほど濃密なゲームではないように感じました。全体のカードを把握して条件を提示していくことを楽しむゲームですね。カード把握要。


<マスクメン>
キャッチーなアートワークでプロレスを題材としたアレ。流行の”進行中にスートの強さが決まる○○”ってやつです。今回の○○は、大貧民でしょうかね。添付の説明書ではゲームのルールを把握することが異常に困難な作品。スートの強さを表示するためのトークンが半欠けになっているのですが、強さの並び順は必ずしも一列でないところが混乱を招きます。複雑なスートの関係を平面で、しかもトークンのデザインで一列になるように錯覚させてしまったところが敗因。あまりに難解な説明書に疲れ、意味不明な反面のみのエンボス加工などにも怒りが飛び火してスリーカウント。ゲーム自体は前述の途中で強さが決まる大貧民なので悪くはないんじゃないかとは思いますが、スートの力関係の把握が現状の内容物では困難なので時間がかかり余り遊びたくないかも。プロレスラーは体だけじゃなくて頭も必要なことを訴える怪作。

ルール解読に時間がかかり過ぎて2ゲームで終了。


結局、手本引きやらコンセプトの日本語版先攻発売やら、買いのがしていたサンマルコやらオビ湾から盗んだカルカソンヌ本やらで結構散財。

今回も色々な方とお会いできて楽しいゲームマーケットでした。大分規模が大きくなってきて、同人ゲームの色が濃くなって来て、かつて輸入ゲームや中古の掘り出し物をみつけに行っていたイベントとはかなり内容がかわってきています。この大規模なイベントを全て体験しようとしても楽しみきれないので、予約と事前準備を駆使して自分の可能な範囲でひっそりと楽しむのが良さそうです。その分、小学生やら家族連れやら裾野が大きく広がっているので、これはこれで良いのでしょうね。

関係者の皆様おつかれさまでした。


<まとめ>
まぁとにかく「SWAN PANASIA」はスワンパナシアではなくスパンパンアジアだということが判明したことが人類にとって最も大事な事でした。















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